ブラジル北部の都市ベレンで開催されている国連気候変動会議(COP30)の会場で20日、火災が発生した。詳しい被害や原因は分かっていないが、各国の閣僚ら会議の参加者が場外へ避難する騒ぎになっている。
同日午後2時ごろ、会議のために建設された仮設会場内から火の手が上がり、付近にいた人たちが場外への避難を指示された。会場の一部は停電。会場の外からも黒い煙が見え、煙を吸ったとみられる人が車椅子で運ばれていた。
COP30には10日から世界約200カ国の代表団が集まって気候変動対策の国際交渉を続けている。20日には国連のグテーレス事務総長も出席していた。21日の閉幕日に向けて議論が進む中で、影響が懸念される。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。