南アフリカ・ヨハネスブルクに着陸した航空機内で話す南ア駐在のパレスチナ大使(左)=13日(在南ア・パレスチナ大使館のフェイスブックから、ロイター=共同)

 【ヨハネスブルク共同】10月に停戦が発効したパレスチナ自治区ガザの住民ら153人を乗せたチャーター機が今月、南アフリカに到着し、物議を醸している。詳細不明の団体が手配したとされ、南ア当局が経緯について捜査を始めた。欧米メディアなどが伝えた。  報道によるとチャーター機は13日、南ア・ヨハネスブルクの空港に着陸した。住民らはガザからバスでイスラエル南部ラモン空港に移動し、ケニア経由で南アに着いた。  だが、イスラエル出国の証明がないなどとして10時間以上、機内にとどめ置かれた。子どもや妊娠中の女性もおり、南アの慈善団体が滞在場所を提供すると表明。130人が入国し、23人は別の国に向かった。  ロイター通信は、住民が1人当たり2千ドル(約31万円)を支払ったとの証言を報道。イスラエル紙ハーレツは、イスラエルとエストニアの二重国籍者が設立した団体が住民移送に関わったと伝えた。イスラエル当局との調整も行われ、5月にはインドネシアなどへの移送もあったとした。

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