
【ヨハネスブルク=川上進平】高市早苗首相は23日、訪問先の南アフリカでドイツのメルツ首相、フランスのマクロン大統領と個別に会った。それぞれに「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分である」と強調した。欧州とアジアで連携することを呼びかけた。
日独首脳会談は20分間、日仏首脳の懇談は10分間ほどだった。防衛や経済安保といった分野での協力を確認した。高市首相は20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせ、22日には英国のスターマー首相と会談している。
高市首相はメルツ氏との会談で主要7カ国(G7)を欧州でけん引するドイツとの協力は「重要だ」と伝えた。インド太平洋情勢を含む国際情勢に関しても意見を交換した。
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