スロベニアで終末期の成人患者への医師による自殺ほう助を認める法律の賛否を問う住民投票が実施された=AP

【ウィーン=共同】スロベニアで23日、終末期の成人患者への医師による自殺ほう助を認める法律の賛否を問う住民投票が実施された。地元メディアによると、反対票が約53%に上り、法律の施行が少なくとも1年間停止されることになった。

法律は、医師が処方した薬物を使い、患者が自ら命を絶つことが認められる内容。7月に議会で可決されたが、反対派が住民投票に必要な署名を集めていた。

欧州ではスイスやオーストリアなどで同様の行為が合法化されている。

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