鈴木隼人内閣府副大臣:
ご家族の方、またご本人もご高齢を迎えつつある中で、1日も早く解決をしなければならない。
鳥取県米子市の松本京子さんが拉致されてから2025年で48年。
内閣府で拉致問題を担当する鈴木隼人副大臣が米子市を訪れ、松本さんが拉致された現場を視察しました。
鳥取県・平井知事:
こちらが和田地区で、松本さんの地元です。
11月24日午前、鈴木副大臣は48年前、松本京子さんが北朝鮮に拉致された米子市和田町の現場を訪れました。
そして、京子さんの兄・孟さんと対面。
平井知事や米子市の伊木市長などから当時の状況について説明を受けました。
鈴木隼人内閣府副大臣:
孟さんの気持ち、京子さん本人の気持ちを察するに胸が締めつけられる思いです。
ご家族の方、またご本人もご高齢を迎えつつある中で、1日も早く解決をしなければならない。
米子市の松本京子さんは1977年10月21日午後8時すぎ、自宅近くの編み物教室に向かったあと拉致され、行方が分からなくなりました。
当時29歳でした。
未解決のまま48年。
兄の孟さんは京子さんの帰国を待ち続けています。
孟さんと県内の特定失踪者の家族は、鳥取県の平井知事、米子市の伊木市長とともに拉致問題の早期解決を求める要望書を鈴木副大臣に手渡しました。
拉致被害者・松本京子さんの兄・松本孟さん:
どうしても総理の力が必要な部分が大半だと思っておりますので、総理に頑張ってほしいと思っております。
このあと、孟さんは米子市内で開かれた「拉致問題の早期解決を願う国民のつどい」に出席。
拉致問題の早期解決に向け、北朝鮮に金正恩総書記との会談を打診した高市総理に期待を示しました。
拉致被害者・松本京子さんの兄・松本孟さん:
拉致をされている家族の気持ち、心の底から傷ついた…そんなたやすいものじゃないんです。
内閣総理大臣に頑張ってほしいと思います。高市総理の言っていることに、私自身感銘を受けております。
鈴木副大臣は被害者の1日も早い帰国実現をめざし、高市政権の最重要課題として拉致問題の解決に取り組む考えを改めて示しました。
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