ロシアのプーチン大統領は22日、西部の都市サロフで、原子力産業に従事する関係者らと面会しました。

この中で、プーチン大統領は、先にアメリカ アラスカ州で行ったトランプ大統領との首脳会談について「非常に有意義で率直なものだった」と重ねて評価したうえで「トランプ大統領のリーダーシップが関係回復の確固たる基盤となると確信している」と述べました。

また、アメリカとの関係について「第2次世界大戦以降、極めて低い水準にあるが、トランプ大統領の登場でトンネルの先に光が見え始めた」と指摘しました。

プーチン大統領としては、アメリカやヨーロッパも交えてウクライナのゼレンスキー大統領との首脳会談の調整が進められる中、トランプ氏を後押しする姿勢を強調することで、ウクライナ情勢をめぐるロシアの立場を強化したい思惑があると見られます。

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