もくもくと立ち上る噴煙。
これまで1万2000年以上にわたって噴火の記録がなかった火山が突然、噴火しました。

噴火が起きたのは、アフリカ東部のエチオピアにある標高493メートルのハイリ・グッビ火山です。

噴火は、11月23日に発生。
近隣の村は火山灰で覆われたということです。

スミソニアン学術協会のグローバル火山活動プログラムによりますと、ハイリ・グッビ火山は長い間休眠していて、過去1万2000年で初めての噴火だということです。

衛星画像では、噴煙がエチオピアから紅海を横切って、アラビア半島のイエメンにまで達している様子が確認できます。

地元メディアによりますと、これまで死傷者は報告されていませんが、噴火の影響で多くのフライトが欠航になったということです。

一方、アメリカのハワイ島では、キラウエア火山の火口から溶岩噴出が続いています。

キラウエア火山は、世界で最も活発な火山の1つで、2024年12月から断続的に噴火が続いていて今回で37回目です。

溶岩は頂上の火口内にとどまっていて、周辺の地域への影響はないということです。

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