【北京共同】在日本中国大使館は26日夜、日本への渡航自粛を再度呼びかけ、既に日本にいる国民には安全に気を付けるよう交流サイト(SNS)で注意喚起した。日本を旅行する「多くの国民」から最近、理由なく罵倒されたり、殴られて負傷したりしたとの報告を受けたとしている。日本政府は日本の治安が悪化したとの中国の指摘を否定している。  中国は台湾有事に関し武力行使を伴えば存立危機事態になり得るとした今月7日の高市早苗首相の国会答弁に反発。外務省が14日に訪日自粛を呼びかけた。  中国大使館は日本で7月以降、国民が差別を受け、助けを求めてくる案件が「明らかに増えており、11月はとりわけ目立つ」とした。

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