中国の首都・北京で9月3日の軍事パレードに向けた3回目の大規模なリハーサルが行われました。

中国国営テレビはリハーサルは8月23日夜から24日の早朝にかけて天安門広場周辺で行われ、全体の流れを確認する内容で今回が最後のリハーサルだったと伝えています。

北京市中心部の上空では戦闘機などが通過していく様子が確認されました。

リハーサルが行われている間、天安門広場周辺は封鎖され厳重な警備体制が敷かれました。

中国軍の担当者は8月20日、9月3日のパレードでは新型の戦闘機や空母艦載機のほか極超音速兵器や弾道ミサイルなど全て国産の兵器が披露されると説明しています。

中国は、第二次世界大戦で日本が降伏文書に署名した翌日の9月3日を「抗日戦争勝利記念日」と定め、80周年の節目にあたる2025年は大規模な軍事パレードを行います。

「抗日戦争勝利」を記念する軍事パレードは2015年以来で、習近平国家主席が閲兵しロシアのプーチン大統領らが参加する予定で中国の軍事力をアピールする狙いです。

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