
【ウィーン=共同】ドイツのワーデフール外相は24日、ウクライナへのロシアの再侵略を抑止するための「安全の保証」の枠組みを巡り、欧米だけでなく広範な国々の参加が必要だと訴えた。ドイツメディアが伝えた。ワーデフール氏は、日本を含む約30カ国が枠組みに参加する考えがあると主張した。
ワーデフール氏は「安全の保証」について、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟した状況に近づける必要があると強調。可能な限り多くの国から安全の保証を受けない限り、ウクライナが「領土の譲歩を真剣に検討することは期待できない」と語った。
また、こうした枠組みはロシアに脅威を与えないと主張し、実現できれば、欧州の平和回復への基盤になるとも指摘した。
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