
【モスクワ=共同】ロシア極東・北極圏発展省のバサンスキー次官は24日、ロシア極東ウラジオストクからサハリン、クリール諸島(北方領土と千島列島)を経てカムチャツカに至る初めてのクルーズ船航路を準備中だと述べた。来年就航予定で、計12日間の旅になるという。インタファクス通信などが報じた。
航路に北方領土が含まれるかどうかは明らかにしなかったが、温泉や火山など観光資源が豊富な国後島や択捉島では観光インフラの整備が進んでおり、ルートに含まれるとみられる。
バサンスキー氏はロシア極東にはクルーズ船観光の需要が高まる根拠があると強調。「既に10万人を超すロシア人がこのような旅行を待望しており、海外の観光客からの関心も、さらに高まるだろう」と表明した。
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