【キーウ共同】国連開発計画(UNDP)と日本政府は5日までに、ロシアの侵攻を受けるウクライナで地雷や不発弾の処理を支援するため、爆発物の爆風や破片などから身体を防護するための特殊なスーツとヘルメット15セットをウクライナ非常事態庁に供与した。  ウクライナでは全土の約2割に地雷や不発弾が埋まっている可能性があり、復興の障壁となっている。非常事態庁は今年だけで7万3千以上の爆発物を処理したが、危険が伴う作業員の安全確保が急務となっている。  供与したスーツとヘルメットは米企業の製造で1セット約2万5千ドル(約390万円)。全身を保護し重さは約38キロある。

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