5月、ウクライナの首都キーウで首脳会合を開き、共同記者会見する(左から)ドイツのメルツ首相、フランスのマクロン大統領、ゼレンスキー大統領、英国のスターマー首相
【キーウ共同】米国がウクライナとロシアに示した和平案を巡り、ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、英ロンドンでスターマー首相、ドイツのメルツ首相、フランスのマクロン大統領と協議する。戦後に欧米が提供する「安全の保証」についても議論する見通しだ。 英仏独は、ウクライナの主権を脅かす和平案は受け入れるべきではないとの立場。領土で強硬姿勢を崩さないロシアは、米国に和平案の抜本的な変更を要求し、議論は平行線をたどっている。 ロシアは東部ドンバス地域からの撤退を要求し、ドンバスとクリミア半島をロシア領と承認するべきだと主張。ウクライナは、現在の前線で戦闘を停止し、その後に領土交渉に入るとする。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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