東京都内のマッサージ店でタイ国籍の少女が違法に働かされていた事件で、台湾で拘束された少女の母親がタイに移送される見通しであることが分かりました。

事件を巡っては、警視庁が少女をマッサージ店に紹介した児童福祉法違反の疑いで母親の逮捕状を取得していました。

母親は台湾で別の売春事件に関与したとして拘束されていて、日本とタイとの間で捜査の方針などについて協議が進められていましたが、台湾当局が母親の身柄をタイ側に引き渡す方針を固めたことが分かりました。

身柄の移送は母親の収容期限となる12月中にも行われる見通しです。

タイ警察は人身取引などの疑いで母親の逮捕状を取っていて、少女と来日した経緯などを詳しく調べるとみられます。

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