中国の2026年の経済運営方針を決める共産党の重要会議が行われ、「内需主導で巨大な国内市場構築」などを重点課題として掲げました。

国営の新華社通信によりますと、2026年の経済運営方針を決める「中央経済工作会議」が、習近平国家主席らが出席し、10日と11日の2日間に渡って行われました。

この中で、来年2026年の重点課題に「内需主導を堅持し、巨大な国内市場を構築する」ことを掲げ、国民の所得増加につなげるとしています。

また、「2026年の経済活動を適切に進めるため、国内経済活動と国際経済貿易闘争をより良く調整する」としていて、景気の低迷が続く中、雇用と企業、市場の安定を図り、内需を拡大することでアメリカとの貿易摩擦による影響を抑える方針です。

金融財政面では「より積極的な財政政策を継続して行い、適度で緩和的な金融政策を実施する」としたほか、地方政府の財政問題解決に取り組む考えも示しました。

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