「南京大虐殺」の犠牲者を悼み、献花場で黙とうする子どもたち=13日、中国江蘇省南京(共同)
【南京共同】中国江蘇省南京で13日、日中戦争中に起きた「南京大虐殺」の犠牲者を悼むため多くの市民が市街地に集まった。旧南京城の城壁脇に設けられた献花場では親子連れらが「歴史を忘れない」と花を手向けた。 国家式典に合わせサイレンが鳴り響くと、市民が足を止めて黙とう。路上の車も次々と止まり、クラクションを鳴らして追悼の意を示した。 小学生の息子と献花場を訪れた40代女性は「南京の学校は歴史教育を重視しており、息子も家で自発的に黙とうをしていた」と話す。「中国、日本にかかわらず子どもの世代のために平和が続いてほしい」と願った。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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