
【カイロ=共同】アフリカ・スーダンの内戦を巡り、国軍は13日、南部カドグリにある国連施設に無人機攻撃があり、6人が死亡、負傷者が出たと発表した。国連によると、スーダンと南スーダンの国境係争地で国連平和維持活動(PKO)に当たる部隊の補給基地が13日に攻撃され、死傷者はいずれもバングラデシュ軍所属という。
国軍は敵対する準軍事組織、即応支援部隊(RSF)の犯行と断定したが、RSFは否定した。国連のグテレス事務総長はPKO要員への攻撃は許されず、戦争犯罪に当たる可能性があると指摘。調査を要求した。
国軍とRSFの内戦は2023年4月に始まり、カドグリがある中南部コルドファン地方を中心に激しい戦闘が続いている。内戦は深刻な人道危機も引き起こし、カドグリでは飢饉発生も確認されている。
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