【北京共同】北朝鮮メディアは16日、金正恩朝鮮労働党総書記が15日に平壌郊外の江東郡を訪れ、複合商業施設と工場の完工式に出席したと報じた。商業施設は食品や家具、衣類のほか電子製品も扱い、映画館や図書館が併設されている。金氏はそれぞれの内部を視察し、娘と妻も同行した。  15日には北朝鮮の複数の地域で工場の完工式が開かれ、いずれも党幹部が出席した。地方振興を目指す金氏は昨年から10年間、毎年20地域に工場を建設する「地方発展20×10政策」を掲げている。この政策が2年目の終盤に入ったことを受け、成果を強調する狙いがあるとみられる。

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