【ニューヨーク=共同】米東部ロードアイランド州のブラウン大で起きた銃撃事件で、警察は18日、逃走していた容疑者(48)が東部ニューハンプシャー州の倉庫で死亡した状態で見つかったと発表した。自らを銃で撃ったとみられる。東部マサチューセッツ州でマサチューセッツ工科大(MIT)の教授が銃殺された事件にも関与していたとみている。
警察によると、容疑者の男はポルトガル国籍で、ブラウン大の元学生だった。ノーム国土安全保障長官は、移民の多様性を図るため抽選で米国永住権(グリーンカード)を与える特別なビザ(査証)制度を男が利用していたと明らかにした。ノーム氏はトランプ大統領の指示を受け、同制度を停止すると表明した。
ブラウン大では13日、教室に侵入した男が発砲し学生2人が死亡、9人が負傷した。MITの教授は15日にマサチューセッツ州ボストン近郊の自宅で撃たれ、搬送先の病院で死亡した。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、両事件で使われた可能性のある車が同じ車種で、捜査当局が関連を調べていた。
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