オーストラリアのアルバニージー首相=AP

【シドニー=共同】オーストラリア政府は22日、液化天然ガス(LNG)の輸出を2027年から一部制限すると発表した。東部の輸出事業者に生産量の15〜25%を国内向けに確保することを義務付ける。同国は日本にとって最大のLNG調達先だが、西部や北部からの輸出が多いとされ、影響は限定的とみられる。

今回の計画は、エネルギー供給不足が懸念される東部地域への供給を優先し、ガスや電気料金を抑えることが狙い。今月22日以降の新規契約分から適用する。

西部では、生産されたガスの15%を地元向けに供給することが既に義務付けられている。

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