アメリカのトランプ大統領は25日、住宅ローンを巡る不正疑惑が報じられたFRB=連邦準備制度理事会のクック理事を「即時解任する」との文書をSNSに投稿しました。
トランプ氏は文書で「解任する十分な理由があると判断した」と記し、「犯罪的な行為を考慮すると、国民、そして私も、信頼を置くことはできない」などと非難しました。
クック氏をめぐっては、「住宅ローンで有利な融資条件を得るために書類を改ざんした可能性がある」などとして、トランプ氏に近い連邦住宅金融局の局長が司法省に捜査を要請し、トランプ氏が辞任を要求していましたが、クック氏は拒否していました。
トランプ氏はFRBに対して利下げを行うよう圧力を強めており、政策金利の引き下げを推進する人物をクック氏の後任に指名するとみられています。
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