イスラエルのネタニヤフ首相(7月)=ロイター

【エルサレム=共同】イスラエルのメディアは22日、ネタニヤフ首相が、敵対するイランの軍事演習を認識しているとし「必要な準備を進めている」と述べたと報じた。イスラエルへのいかなる行動も「非常に強力な対応」をもたらすことになると主張し、イランをけん制した。

米NBCテレビは、ネタニヤフ氏が今月下旬にトランプ米大統領と会談する際、イランの弾道ミサイル生産拡大への懸念とイランへの再攻撃計画について説明すると報じている。

米メディアによると、イスラエル軍のザミール参謀総長は20日、米中央軍のクーパー司令官に対し、イラン革命防衛隊が数日前にミサイル演習を開始し、イスラエル攻撃の準備をしている可能性があると電話で伝達。クーパー氏は21日にイスラエルを訪れ、ザミール氏らと協議したという。

一方、イスラエル軍は23日、親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘員3人を22日に殺害したと発表した。ヒズボラは2023年10月のパレスチナ自治区ガザでの戦闘開始後、イスラム組織ハマスとの共闘を掲げイスラエルを攻撃。ただイスラエル軍に相次いで幹部を殺害され弱体化した。

イスラエル軍は今年10月のガザ停戦発効後も攻撃を継続。ガザ保健当局は12月23日、停戦発効後の死者が406人になったと発表した。戦闘開始後の死者は7万942人となった。

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