【ソウル共同】韓国の特別検察官は24日、政治資金法違反の罪で、前大統領の尹錫悦被告(内乱首謀罪などで公判中)を追起訴した。2021年6月~22年3月、妻の金建希被告(あっせん収財罪などで起訴)と共謀し、政治ブローカーから2億7千万ウォン(約2900万円)相当の世論調査結果を無償で受け取ったとしている。  尹被告は昨年12月の「非常戒厳」宣言を巡って内乱首謀罪で起訴された。同年10月末ごろから、この政治ブローカーとの疑惑が大々的に報じられていた。  尹被告は戒厳令の口実をつくるため、北朝鮮の平壌に無人機を飛ばすよう軍幹部に指示したとする一般利敵罪などにも問われている。

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