握手するロシアのプーチン大統領(左)とトランプ米大統領=8月、米アラスカ州アンカレジ(ロイター=共同)
【モスクワ共同】ロシアのウシャコフ大統領補佐官は28日、プーチン大統領とトランプ米大統領が同日の電話会談で、ウクライナ和平交渉を巡る作業部会を設置し、来年1月上旬に具体的な枠組みを決めることで合意したと明らかにした。国営テレビの取材に応じた。米ウクライナ首脳会談を前に、米ロ首脳の電話は1時間15分に及んだ。 ロシアとウクライナの激しい戦闘が続く同国東部ドンバス地域(ルハンスク、ドネツク両州)について、ウシャコフ氏は「前線の情勢を考慮し、ウクライナ政権は遅滞なく決断すべきだ」と主張。ウクライナ軍の撤退や領土割譲を求めたとみられる。 ウシャコフ氏は、今後の米ロ間の交渉については、安全保障問題と経済問題を扱う二つの作業部会を設けて協議を続けるとした。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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