移民保護終了を差し止め　米地裁、南スーダン対象

　【ニューヨーク共同】米東部ボストンの連邦地裁は３０日、南スーダンからの移民を一時保護する政策の終了を発表したトランプ政権に対して、一時差し止めを命じた。南スーダンは深刻な人道危機にあり、地裁は「現在の合法的地位が剥奪されれば、（南スーダンに）送還される恐れがある」と説明した。ロイター通信が伝えた。 　トランプ政権は不法移民対策を重要政策に掲げ、米国内の移民の厳格な取り締まりと強制送還を加速させている。ノーム国土安全保障長官は１１月、南スーダンからの移民を保護する政策の終了を発表。南スーダン移民や非営利団体が提訴していた。

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