ロシア国防省は12月31日、プーチン大統領公邸への攻撃を試みたウクライナ軍のドローン(無人機)の残骸とする映像を公開した。ドローンの飛行経路を示したとする地図も公表したが、公邸攻撃の意図を証明する具体的な証拠はなかった。
- まず屋根に穴、次に爆発物 民間人を追い詰めるロシアのドローン攻撃
ロシアは29日、前日から29日にかけての夜間、ウクライナ軍のドローンが、モスクワの北西方向にあるノブゴロド州の公邸を狙って飛来したと発表。ウクライナのゼレンスキー大統領は「完全な捏造(ねつぞう)だ」と強く否定している。
ロシア軍の発表では、28日午後7時過ぎ、ウクライナのスーミ州などから超低空で飛来するドローンを検知。29日未明にかけて、ノブゴロド州のほか、ウクライナからの飛行経路にあたるブリャンスク州、スモレンスク州、トベリ州の上空で計91機のドローンを撃墜したとしている。
プーチン氏には複数の公邸があり、当時どこにいたかは公表されていない。
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