自作の風景画が飾られた自宅の部屋で取材に応じるセシリア・ヒメネスさん=2014年11月、スペイン北東部ボルハ(撮影・フランシスコ・ミジャ、共同)

 セシリア・ヒメネスさん(キリストの絵を修復し脚光を浴びたスペイン人女性)スペインメディアによると29日、同国北東部ボルハの高齢者施設で死去、94歳。死因は明らかになっていない。  31年1月生まれ。12年、地元ボルハの教会のフレスコ画が経年劣化していることに心を痛めて自ら修復したところ「猿のようだ」と批判が殺到。各国メディアが取り上げ、一躍有名人となった。教会にはその後、絵を一目見ようと多くの観光客が訪れるようになり、ユニークな町おこしの事例としても知られる。(ジュネーブ共同)

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