
【NQNニューヨーク=森川サリー】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、終値は前営業日の2025年12月31日に比べ319ドル10セント(0.66%)高の4万8382ドル39セントだった。目新しい取引の材料が少ないなかで、主力株を買い直す動きが広がった。
ダウ平均は前営業日までの4日間に667ドルほど下落していた。主要な株価指数が最高値圏で推移するなか、利益確定や持ち高調整の売りが出やすかった。26年最初の取引日である2日には米経済の先行きに対する楽観的な見方など背景に、景気敏感株などを中心に買い直しが入った。
半導体関連銘柄も買われた。「人工知能(AI)が米国株をけん引する構造は26年も続くと予想し、年初のタイミングで新たに運用資産に加えたいと考える投資家がいる」(インタラクティブ・ブローカーズのスティーブ・ソスニック氏)との指摘があった。
ダウ平均の構成銘柄では、キャタピラーやボーイング、エヌビディアが上昇した。ゴールドマン・サックスやシェブロン、ユナイテッドヘルス・グループも高かった。一方、マイクロソフトやセールスフォース、アマゾン・ドット・コムが下落した。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅に5日続落し、終値は前営業日に比べ6.362ポイント(0.02%)安の2万3235.629だった。テスラが下落した。2日朝に発表した25年10〜12月期の販売実績が市場予想を下回り、重荷となった。
アナリストが目標株価を引き上げたマイクロン・テクノロジーは大幅高だった。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やアプライドマテリアルズなどほかの半導体関連株も上昇が目立った。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。