韓国の李在明大統領(25年12月、ソウル)=AP

【ソウル=小林恵理香】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は2日、中国が台湾を中国本土と不可分の領土とみなす「一つの中国」原則について支持する立場を強調した。

4日から予定する中国訪問に先立ち、中国国営中央テレビ(CCTV)のインタビューに答えた。

「我々は当然、中国の大きな懸案である台湾問題で『一つの中国』を尊重するという立場に変わりはないと考える」と述べた。中韓関係に関して「国益を互いに尊重し、立場を理解しようと努力しなければいけない」と語った。

李氏は2025年6月の大統領就任後はじめて中国を訪問する。韓国大統領としては19年12月に文在寅(ムン・ジェイン)元大統領が訪問して以来およそ6年ぶりとなる。

李氏は今回の訪中の狙いについて「(両国の)葛藤する要素を最小化または除去し、韓中関係が新しい段階に飛躍し、互いの発展に役立つ関係を確実に定着させることが目標だ」と話した。

李氏と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は25年10月、韓国南東部・慶州(キョンジュ)で開いたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にあわせて初めて会談した。李氏の訪中により2カ月ほどで再び会談することになる。

李氏は習氏の印象について問われ「非常に優れた、視野の広い指導者」と答えた。「頼もしい隣人、助けになる隣人だ」とも述べた。「少なくとも年に1回ずつ会えることを望む」として今後も継続して会談する意欲を示した。

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