
【ラスベガス=桜木浩己】日立製作所は米ラスベガスで開催中のテクノロジー見本市「CES」で、鉄道や電力などの保守メンテナンス向けAIソリューション「HMAX(エイチマックス)」を展示した。リアルタイムにデータを取得して人工知能(AI)で分析し、効率的な保守運用とコスト削減につなげる。
鉄道や電力などHMAXの導入事例を紹介した。米半導体大手のエヌビディアと連携しており、鉄道分野では同社の画像処理半導体(GPU)を鉄道に搭載。線路を走る際にカメラなどからデータを取得し、電線の異常を自動で検知できる仕組みにより列車の遅延防止につなげる。
米国時間8日には日立の米国子会社である日立デジタルのアリヤ・バリラニ最高マーケティング責任者(CMO)と、エヌビディアでロボやAIの担当幹部であるディープー・タラ氏が講演した。
日立デジタルのバリラニ氏は日本経済新聞社の取材に対し、「あらゆる産業で人手が不足しており、この問題を解決するのがAIだ」と述べた。タラ氏は「AIが人を支援することで、これまでは誰もやりたがらなかった仕事に人が戻ってくることにもなる」と話した。
【関連記事】
- ・AIロボットは労働力補う「移民」か CESの現場で聞いた雇用への影響
- ・テックトレンドを先取り CES注目展示(写真特集)
- ・パナHD、AIインフラに託す成長回帰 EV電池をデータセンター用に
- ・鹿島が家庭用スピーカーCESに出展 スティービー・ワンダー氏も好感
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。