高市首相は韓国の李在明大統領(右)を地元の奈良県に招待する(写真は25年10月、韓国・慶州での首脳会談)=共同

高市早苗首相は12日、2025年10月の就任以来初めて地元の奈良県に入った。13日に韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領を迎え、首脳会談に臨む。

昨年10月の韓国・慶州での日韓首脳会談で李氏が奈良訪問に意欲を示し、首相の地元での開催につながった。

歴代首相が歓迎の意を示すために、外国首脳を地元に迎え入れることは過去にもあった。

安倍晋三元首相は16年、山口県長門市でロシアのプーチン大統領と会談した。少人数の会合や夕食会、通訳のみ同席した1対1の首脳会談も実施した。

岸田文雄元首相は23年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)の開催地に自身の選挙区がある広島県を選んだ。被爆地でもある同県で国際社会の結束を唱えた。

海外首脳もトップ外交の場として地元や私邸をよく用いる。

インドのモディ首相は17年、安倍氏との通算10回目となる首脳会談を出身地のグジャラート州で開いた。安倍氏の到着時には沿道におよそ5万人の住民が集まり歓迎ムードを盛り上げた。

バイデン前米大統領は23年、岸田氏と韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領を歴代大統領の保養地である「キャンプデービッド」(メリーランド州)に招待した。

トランプ米大統領は外国の要人をフロリダ州の私邸「マールアラーゴ」やニューヨークの「トランプタワー」で歓待することで知られる。

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