商船三井は27日、石油流通業の山口産業(山口県宇部市)と外国人材の紹介にかかる業務提携をし、ケニア人男性2人が山口産業に就職したと発表した。1人はシステムエンジニアとして、もう1人は経営企画を担当する総合職として採用された。
商船三井は1980年代からフィリピン人を中心に外国人船員を育成し雇用している。この経験を生かし、2020年から日本の企業に外国人材を紹介する事業に取り組んでいる。これまでにフィリピンやミャンマー、インドネシアの出身者、累計150人を紹介してきた。最近はアフリカの人材開拓にも力を入れている。
ケニアは公用語の一つが英語と国際的に活躍できる半面、世界銀行によると失業率は5.4%(2024年)と17年以降、増加傾向にある。

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