大規模な反政府デモが続くイランでは、これまでに3000人以上が死亡したとみられています。

混乱するイランから出国する人がいるトルコ東部の国境から、フジテレビ国際取材部・加藤崇記者が中継でお伝えします。

私の後ろに見えるのが国境で、その奥はイランです。

ここから車で20分ほど行くと、インターネットが遮断されていて使えないということです。

今もイランから出国してきた人たちが出てきていますが、先ほど出てきたイラン人の男性に話を聞いたところ、店が閉まり物価も高騰しているとのことでしたが、きのうから少し落ち着きを取り戻しつつあるとのことでした。

一方で、インターネットが遮断されて情報が得られないのでイランから出てきたという人もいました。

イランから避難したトルコ人留学生:
情報は一切入らない。イラン人は互いに情報交換をし、我々も彼らからから情報を得た。トルコから情報はなかった。

また観光目的でトルコに来たイラン人もいますが、イラン国内が混乱しているのをみて滞在を延長し状況を見守っている人も多くいます。

人権団体によりますとイランでは治安部隊との衝突により、デモの参加者がこれまでに少なくとも3428人が死亡し、1万人以上が拘束されました。

--アメリカのトランプ大統領がイランへの軍事介入を示唆していましたが、現在はどのような状況でしょうか?

イラン政府もアメリカからの攻撃があれば周辺のアメリカ軍基地への報復を宣言しているほか、昨夜は攻撃に備えたためか一時、イランの空域が閉鎖されるなど緊張が高まっていました。

こうしたなかトランプ大統領は「イランでの殺害、処刑は止まりつつある」と発言し、これまでよりもトーンダウンした形です。

一方でイランへの軍事介入の可能性については否定はしておらず、依然、不透明な状況が続いています。

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