米議会を訪問するベネズエラの野党指導者マチャド氏(20日、ワシントン)=AP

【ワシントン=共同】トランプ米大統領は20日の記者会見でベネズエラ情勢を巡り、昨年ノーベル平和賞を受賞した野党指導者マチャド氏を「何らかの形で関与させることができるかもしれない」と述べた。これまでは「国内で人気がない」と突き放していたが、マチャド氏から同賞のメダルを贈呈されたことで評価を一変させたとみられる。

トランプ氏は会見で、平和賞メダル贈呈を念頭に、マチャド氏が「非常に素晴らしいことをしてくれた」と称賛。マチャド氏と協議しているとし「彼女を関与させたいと思っている」と述べた。詳細は説明しなかった。

またベネズエラのロドリゲス暫定大統領らと「非常に良い関係を築いている」とも述べた。米国に連行されたマドゥロ大統領とは面会する考えがないとも言及した。

トランプ氏はこれまで、マチャド氏が「指導者になるのは難しいだろう」とし、政権移行後のトップにはふさわしくないとの見方を示していた。

マチャド氏は15日、米ホワイトハウスでトランプ氏と初会談し、平和賞を渇望するトランプ氏にメダルを贈呈。マドゥロ氏を排除したトランプ氏をたたえるため「自由への比類なき献身に対する称賛の証し」として贈ったと説明した。

一方、米南方軍は20日、カリブ海で制裁対象の石油タンカーを拿捕したと発表した。米メディアによるとベネズエラ関連の拿捕は7隻目。

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