
【エルサレム=共同】イスラエル当局は30日、パレスチナ自治区ガザ最南部にあるラファ検問所を2月1日に再開すると発表した。エジプトとの境界にあるラファ検問所は人と物資の往来の要。イスラエルは人の往来のみの限定再開としているが、イスラム組織ハマスは物資の再開も求めており、双方の間で駆け引きが続きそうだ。
イスラエル当局によると、ガザに入域する場合は欧州連合(EU)による検査のほか、イスラエル軍の管理下で検査を実施する。2023年10月の戦闘開始後にガザを離れた人に限るという。
一方、ガザ保健当局は29日、イスラエルからパレスチナ人15人の遺体が返還されたと発表した。ガザに残っていた最後の人質の遺体が26日にイスラエルに戻ったことを受けた対応。イスラエルとハマスが合意したガザ和平計画「第1段階」の身柄交換が終了した。
身柄交換を仲介した赤十字国際委員会(ICRC)は29日、昨年10月の停戦合意に基づいて実施した活動の完了を報告。ガザで捕らわれていた人質計48人のうち47人の解放や遺体移送を実施し、イスラエルが拘束していたパレスチナ人1808人と遺体360人を引き渡した。ガザの最後の1遺体は、イスラエル当局が収容した。
イスラエル軍は停戦発効後もガザでの攻撃を継続しており、30日にはラファで武装した8人を見つけ空爆し3人を殺害したと発表した。
ガザ保健当局によると、停戦発効後の死者は490人以上。23年10月の戦闘開始後の死者は7万1600人を超えた。
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