【北京=共同】中国国務院(政府)台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は11日の記者会見で、台湾の頼清徳総統が高市早苗首相に示した衆院選での勝利に関する祝意について「日本が植民地時代に犯した重罪を顧みず、こびを売る姿勢は恥ずべきだ」と非難した。米欧のほか韓国を含むアジア各国が高市氏に祝意を示す中、中国は高市氏への批判を続けている。
朱氏は、熊本県の工場で先端半導体の生産を検討している台湾積体電路製造(TSMC)を巡り「(頼政権が)TSMCを日本にすり寄る道具に使い、台湾の産業の将来性を害している」と主張した。中国は頼政権が台湾独立を狙っているとみて敵視している。
朱氏はまた、台湾有事が存立危機事態になり得るとした高市氏の国会答弁の撤回を改めて日本に要求した。「台湾問題は非常に敏感だと十分に認識し、慎重に対処すべきだ」と重ねて訴えた。
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