
【ヒューストン=赤木俊介】ライドシェア大手の米ウーバーテクノロジーズは18日、自動運転の電気自動車(EV)の充電設備網に1億ドル(約154億円)を投資すると発表した。ウーバーは運転手のいない自動運転タクシー(ロボタクシー)事業の拡大を計画しており、インフラ整備で利用地域の拡大に布石を打つ。
まず米西部カリフォルニア州のサンフランシスコとロサンゼルス、南部テキサス州ダラスにある自社のロボタクシー補給施設に急速充電器を設置する。自動運転車向けの充電インフラの開発と運用を目指す長期的な計画の第1段階と位置付けた。ロボタクシーのサービス拡大に応じてインフラ投資の対象都市を増やす。
自社による設備投資に加え、EVの充電サービスを手掛ける外部の米欧の企業と利用契約も結んだ。
ウーバーは米アルファベット傘下のウェイモなどと提携し米南部ジョージア州のアトランタ、テキサス州のオースティン、ダラス、西部アリゾナ州フェニックス、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイとアブダビ、サウジアラビアのリヤドで自動運転技術を取り入れた配車サービスを提供している。
自動運転技術を手掛ける20社以上の企業と提携し、2026年末までに全世界計10都市でロボタクシーの実用化を目指す。今後2年間でニューヨークやボストンなど米主要都市のほか、英ロンドンや独ミュンヘンでもロボタクシーの運用を開始する計画だ。
ウーバーでモビリティ部門統括責任者を務めるプラディープ・パラメスワラン氏は「所有するデータ、アプリ技術の活用や投資を通じ、都市部での自動運転と電動化を実現していく」と説明した。
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