
【ワシントン=共同】トランプ米大統領は19日、南部ジョージア州ロームの集会で演説した。国民の間で物価高への不満が高まっていることを念頭に、高関税措置によって対米投資が増え、経済は上向いていると主張。米国第一政策の実績をアピールした。
ロームはトランプ氏と対立した共和党のマージョリー・グリーン元下院議員の地元選挙区。3月10日に補選があり、トランプ氏は「因縁の地」で自身が推薦する共和党候補の勝利に向け、てこ入れを図った。補選はトランプ氏の党内での影響力を測る試金石として注目されている。
トランプ氏は演説で「貿易政策や減税、エネルギー価格の引き下げで、バイデン前政権が招いた経済的厄災から米国を救っている」と主張。「アフォーダビリティー(価格の手頃さ)」を実現するため、11月の中間選挙で「共和党は勝たないといけない」と語り、支持を呼びかけた。
トランプ政権は、共和党と民主党の勢力が拮抗し2024年の大統領選で激戦となったジョージア州を重視。日米関税合意に基づく日本の対米投融資の第1弾として人工ダイヤモンド製造設備への投資が決まっている。
グリーン氏は富豪エプスタイン氏を巡る疑惑や、医療保険制度改革への対応が米国第一ではないと不満を示し、トランプ氏とたもとを分かった。トランプ氏は「裏切り者」と批判している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。