2月22日の「竹島の日」にあわせ島根県松江市で21回目の記念式典が開催され、今回自民党三役として有村治子総務会長が出席しました。
そして「竹島の日というのが、いずれ開かれなくてもいいような日が来るように努力をしていきたい」と領土問題解決への意気込みを語りました。
自民党・有村治子総務会長:
このたびの総選挙の結果を受けまして、第2次高市内閣が発足しました。一昨日、天皇陛下のご臨席を仰いで国会が開会しました。そしてその直後に、高市政権が今国会における所信演説をされ、その次に茂木外務大臣が明確に外交演説をなさいました。その演説中にも明言されましたとおり、竹島は歴史的にも、そして国際法上も明白に我が国の固有の領土であります。我が国の主権に関わる極めて重要な課題でありまして、この郷土である竹島に対する地元の皆様の思いも自由民主党として深く重く受け止めております。
それゆえに鈴木幹事長の命により、総務会長の任をお預かりしております私、有村が今日心してこの場に立たせていただいております。自由民主党として党三役が本会に出席をさせていただくのは、今年が初めてだというふうに理解をいたしております。
領土の一部を失って黙っている国民は、領土のすべてを失う危険を負う。領土の一部を失って黙っている国民は、領土のすべてを失う危険を負う。ドイツの法学者・イェーリングの言葉でございます。25年前の初当選直後、自由民主党の先輩から教えていただきました。
そのことを心して自民党の同僚議員と学び深めていくうちに、竹島で活動されていた島民の方と直接のインタビュー、ヒアリングもさせていただきました。
今回21回目でございますけれども、5回目の県主催の本会においては、私自身もパネリストとして参画をさせていただいております。
東京にあります領土主権展示館、この移動展示を全国ですべきだという提案もさせていただきまして、1回目の移動展示は尖閣諸島のある沖縄県の石垣市で始まりました。まさに自由民主党の議論の中から具体的なそのような実績が出てきております。
ロシアがウクライナに侵略してからちょうど4年、侵略戦争を続けている状況でございます。そんな中で、まさに平和とはどういう状況かということを、領土問題を活動している中で実感をしていることは、平和というのはミサイルが飛んでこないだけではなくて、国境が明確に定められていること、そしてその国境を当事国がしっかりと尊重をしていること、そしてそれを国際社会がその国境線をしっかりと認証していること、これが平和の現実の条件だというふうに思っております時、ロシアのウクライナ侵略というのは、まさにその線をどこで引くかという厳しい、厳しい戦いであります。
そういう意味では、私自身も領土に、我が国の領土がどこからどこまでだのか、思いをいたすその国民の層を1人でも1ミリでも多くしていくことが、平時において最もコストがかからず、銃も一発もいらず、最も大事な安全保障政策であり、国土を守る国民運動だというふうに思ってきました。
その中で具体的に私も感じていることがあります。2月7日が「北方領土の日」、また2月22日が「竹島の日」、これをどれだけ多くの国民の皆様が理解をしてくださっているでしょうか。そしてその由来、例えば1月14日の尖閣諸島の開拓の日、どれだけの国民の皆様がその由来を分かってくださっているでしょうか。
これを皆様とともにどんどん広げていきたいと思います。そして竹島ということも、ただの竹島というのではなく、島根県の竹島、あるいは隠岐の島町の竹島ということをちゃんと形容して、それを言うたびに、ここにあるんだということを思っていただく国民の層を増やしていくことも、大事な領土運動の一環だと思っております。
沖縄県の尖閣諸島も石垣市にある尖閣諸島でございます。日本は古来、「八島の国」と言われてきました。八つの島々からなる国。けれどもこの八島の八つというのは、単に八という意味ではなく、八百万の神、あるいは八百屋さんというように、八には「とても多くの」という意味があります。
八つの島々、八島の国の実は島の数は1万4125あり、この島根県にも、島は実に600を数える島を所管していただいているのが、この島根県でございます。
この衆議院選挙の告示日当日に北朝鮮は2発のミサイルを発しました。その分析に当たっているのは日本であり、韓国であり、そして米国であります。そういう意味では、韓国というのは我が国にとって基本的な価値と利害を共有する重要な隣国であることも事実でございます。
日韓関係の良好な発展というのは、東アジアの平和と繁栄に不可欠であり、我が国の国益を鑑みても、未来志向の関係に気づいていかなければならないという現実もございます。
その中で自由民主党としては、しっかりと私たちは皆様のお気持ちを大事、そして私たち自身も領土・主権を守っていくという意思を明確にして、これからも皆様とともに粘り強く着実な取り組みを進めてまいりたいと存じます。
こういう1つ1つの取り組みをしっかりとして、皆様とともに竹島の日というのがしっかりといずれ開かれなくてもいいような日が来るように努力をしていきたい。
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