【ワシントン共同】トランプ米大統領が1期目退任時にホワイトハウスから機密文書を南部フロリダ州の私邸に持ち出したとされる事件を巡り、フロリダ州の連邦地裁は23日、トランプ氏の捜査と起訴を担当したスミス元特別検察官による報告書を恒久的に非公表とする判断を示した。 第1次トランプ政権時に指名されたキャノン判事が審理を担当。トランプ氏が同事件で有罪となっていないことを理由に、公表は「公平性と正義の基本的な概念に反する」と指摘した。 キャノン氏は2024年7月、機密文書持ち出し事件を巡るトランプ氏の起訴を棄却した。スミス氏側は不服として控訴したが、トランプ氏が同年11月の大統領選で勝利したため、現職大統領を起訴しないとする司法省の判断に基づき、起訴を取り下げた。 トランプ氏はスミス氏の報告書は「一方的」な内容だとして、公表を阻止するよう司法省に圧力をかけてきた。スミス氏に対する捜査も要求している。
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