【ウィーン共同】スロバキアのフィツォ首相は23日、隣国ウクライナへの緊急電力の供給を停止するよう送電会社に指示したと交流サイト(SNS)で明らかにした。ロシア軍による1月の攻撃でロシア産原油を欧州に運ぶ「ドルジバ・パイプライン」のウクライナ国内区間が損傷し、輸送が停止していることに反発。再開を促すための「最初の措置」だと主張した。  地元メディアによると、フィツォ氏は「本日より、ウクライナ側が電力網安定化のために支援を要請しても、提供しない」と述べた。ロシア軍がウクライナのエネルギー施設を集中攻撃していた1月、スロバキアからウクライナへの電力供給は、2025年通年の供給量の2倍に達していたと指摘した。  フィツォ氏は今月21日、原油輸送が23日までに再開されなければ、電力供給を停止すると警告。同様に再開を強く要求するハンガリーのオルバン首相と共に、ウクライナへの圧力を強めていた。

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