エプスタイン氏に関する資料(1月2日)=AP・共同

【ワシントン=共同】米公共ラジオ(NPR)は24日、少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪エプスタイン氏の資料を巡り、司法省がトランプ大統領に関連する内容の一部を公表していないと報じた。トランプ氏への批判を避けるため恣意的に公開する資料を選別しているとの疑念を生み、反発が広がる可能性がある。

司法省は1月、エプスタイン氏に関する300万ページ以上の資料を新たに開示。ブランチ司法副長官が「文書の確認作業は終了」と宣言していた。

エプスタイン氏の関連資料は法律で開示が義務付けられている。NPRは、米連邦捜査局(FBI)による聴取記録や、未成年の時にトランプ氏から性的虐待を受けたと訴える女性との会話記録などが未公開のままだとしている。

これとは別に、エプスタイン氏の共犯者の裁判で証言した別の女性の関連記録が開示資料から削除された。NPRが1月の開示資料と、司法省が現在公開している資料を比較したところ、一部が事後的に閲覧できなくなっていたという。

エプスタイン氏との関係を巡る疑惑はトランプ氏の頭痛の種となっている。関連資料にはラトニック商務長官や民主党のクリントン元大統領らも登場し、与野党が攻撃材料にしている。

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