共同記者会見で握手するインドのモディ首相㊧とイスラエルのネタニヤフ首相(2026年2月26日、エルサレム)=ロイター

【カイロ、ニューデリー=時事】イスラエルを訪問中のインドのモディ首相は26日、エルサレムでネタニヤフ首相と会談し、2国間の貿易促進や、人工知能(AI)をはじめとする重要・新興技術、サイバーセキュリティーといった分野で連携を強化することで合意した。両国関係を「特別戦略的パートナーシップ」に格上げすることも決めた。

モディ氏は共同記者発表で「いかなるテロも容認できない」と強調。敵対する隣国パキスタンを念頭に、同じイスラム過激派によるテロの「被害者」としてイスラエルへの連帯を表明した。

モディ氏は25日、イスラエル国会で演説。「不確かな世界において、イスラエルとインドの友情は力の源泉であり続ける」と述べた。インドの首相がイスラエル国会で演説するのは初めて。同氏は両国が「古代から続く文明」を持つとし、「われわれのパートナーシップは同じ経験に基づく」と友好関係を強調した。

また、約1200人が死亡した2023年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に触れ、「あなた方の痛みを感じる」と哀悼の意を表した。

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