路面電車の脱線現場で活動する救急隊(27日、ミラノ)=ロイター

【ローマ=共同】イタリア北部ミラノで27日夕、路面電車が脱線して建物に衝突し、少なくとも2人が死亡、約50人が負傷した。ANSA通信などが報じた。ミラノでは有名ファッションブランドの新作発表会「ミラノコレクション」が開催中。ミラノ・コルティナ冬季五輪が2月6〜22日に開かれたばかりで、3月6〜15日に冬季パラリンピックを控えている。

脱線はミラノ中心部で発生。路面電車は3両編成で、約1年間運用されている新型。多数の人が乗っていた。捜査当局が原因を調べている。在ミラノ日本総領事館は27日夜の時点で「日本人の被害は確認されていない」としている。

報道によると、付近を走行していた車のドライブレコーダーの映像には直進してきた路面電車がスピードを落とさず、急に左に曲がり建物に衝突する様子が写っていた。

ミラノのサラ市長は、運転士が電車を直進させるための線路の切り替えを怠ったことが原因とみられると説明。脱線直前に停留場に止まらない異常もあったと指摘した。

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