混乱が長引けば日本人の暮らしにも大きな影響を及ぼす可能性がある、イラン情勢。
終息のカギの1つが今後のイランの政治体制の行方です。
ハメネイ師亡きあとのイランの新指導部について、アメリカの一部メディアのインタビューに「イランの新しい指導部がアメリカとの話し合いを望んでいて、私も応じるつもりだ」と、答えたというトランプ大統領。
一方、イランの国政トップ・ラリジャニ氏はアメリカとは交渉しないと否定しています。
イランの国営放送のニュースキャスターは涙ながらにハメネイ師の死を伝え、テヘランの民衆からは「アメリカやイスラエルをたたきのめす」との声も聞こえる一方、同じイランの国内では「夢を見ているようだよ」といった、喜びの雄たけびも。
どちらがより“市民の声”に近いのでしょうか。
「イット!」は日本にいるイラン人に率直な思いを聞いてみました。
都内でケバブのキッチンカーを開いているハミッドさん。
現地にいる妹とは、まだ連絡がついていないといいます。
ハミッドさん:
すごく悲しい気持ちだったけど…、人が死んでること思い出したくない。
今後の政治体制については明言を避けつつも「世界ともっと仲良しの方が絶対いいアイデアだと思う」と話しました。
また、日本で暮らして38年。
イラン人も多数訪れる名物居酒屋を経営するマンスールさんは「ここお店なので(イラン人も)いろんな方が来るので、政府を支持する方も来るし、政府を非難する方も来るし、(ただ)今の政府がかわってほしいという人が今多いですね。ただ本当に平和だけを祈ってます」と話しました。
そして、ハメネイ師の体制からの一新を望む声が多いとはっきり指摘するのは、日本で教べんを執るケイワンさんです。
日本で大学の非常勤講師 研究者・ケイワンさん:
はっきり言うと(ハメネイ後継体制を)支持しないです。多くの国民が体制の転換を求めているということで、結論になると(思う)。
イランの次の最高指導者はハメネイ師の遺志を継ぐのかそれとも、別の道を歩むのか。
その行方が注目されています。
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