アメリカとイスラエルがイランに対する軍事作戦を始め、イランは湾岸各国へ報復攻撃を加えている。中東の高校生などに福島の現状を伝えている男性も、緊迫の度を増す情勢をみつめている。
■大規模な軍事作戦
日本時間の2月28日。アメリカのトランプ大統領は、イランに対し大規模な軍事作戦を開始したと発表した。軍事作戦はイスラエルと共同で行われ、イランの首都・テヘランの中心部では複数の爆発音が確認されている。
トランプ大統領は自身のSNSにビデオ声明を投稿し「イランは世界一のテロ支援国家であり、核兵器を持つことは決して許されない」と攻撃の理由を述べている。
一方、イラン側は報復としてイスラエルや湾岸諸国の駐留米軍を標的に攻撃をし、アラブ首長国連邦のドバイや、クウェートなどでも被害がでている。
■暴力ではない解決方法で
「複雑な地域であるということは理解しているが、どうしても暴力に頼ってみたいなところは、個人的にはすごく残念だと思う」
こう語るのは、中東など世界各国の生徒を対象に、福島県双葉郡で教育プログラムを行っている双葉郡地域観光研究協会の山根辰洋さん。
2025年は、イスラエルの高校生とドバイの中学生が福島を訪れ、震災と復興、そして平和について学んだ。
中東情勢の悪化により、4月に予定するオマーンの旅行会社との教育プログラムは実施の見通しは立っていない。
山根さんは「基本的には複雑な関係が歴史的にも深いと思う。その辺りが暴力じゃない形でなんか解決できるのは理想だろうなと思う。そこは、なんとかいろんな人の努力で収束に向かって欲しい」と語る。
また「市民レベルだと、いろんな理解が深まっているというのがツアーの受け入れでも感じたところもあった。市民レベルでの何か交流みたいなことは引き続きできると良いと思う」と山根さんはいう。
トランプ大統領は、イランへの軍事作戦について「目標がすべて達成されるまで継続する」と述べていて、攻撃を4週間程度続ける可能性を示唆している。
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