ベネズエラのロドリゲス暫定大統領(正面)との会議に臨むパドリノ国防相(右から2人目、13日)=ロイター

【サンパウロ=共同】ベネズエラのロドリゲス暫定大統領は18日、パドリノ国防相を解任し、グスタボ・ゴンサレス元内務・法務相を充てる人事を発表した。詳しい理由は明らかにしていないが、パドリノ氏ら政権内に残る対米強硬派の影響力を排除する狙いがありそうだ。

パドリノ氏は反米左派マドゥロ政権下の2014年から国防相を務め、マドゥロ大統領の腹心として知られた。

26年1月に米軍がマドゥロ氏を拘束後、暫定大統領に就任したロドリゲス氏は対米協調路線へと転換。クーデターなど軍の暴発を抑えるため、パドリノ氏を続投させていたとみられている。

ロドリゲス氏は内閣改造や軍内部の改革を通じてマドゥロ氏に近い人物の排除を進めている。ゴンサレス氏はロドリゲス氏の信頼が厚い軍人で、マドゥロ氏の拘束後にロドリゲス氏の身辺警護担当の責任者に選ばれ、軍情報機関トップにも就任していた。

米国や欧州連合(EU)は反政府デモ弾圧など人権侵害を理由にゴンサレス氏を制裁対象としている。

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