
石破茂首相は1日、首相官邸でモルドバのレチャン首相と会談した。隣国のウクライナからの避難民の受け入れに敬意を伝え「日本としても必要な協力を惜しまない」と語った。
レチャン氏はモルドバで9月末に予定する議会選挙の情勢について説明した。旧ソ連構成国の同国はロシアによる選挙介入を警戒している。両首相は民主的な選挙が地域や国際社会の安定にとって重要であるとの認識で一致した。
石破首相は「モルドバの主権と領土一体性を支持している」と話した。
2024年に実施された欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票と大統領選で、ロシア側から買収目的で計3900万ドル(57億5千万円ほど)が有権者に支払われていたと地元警察当局が発表している。
レチャン氏は大阪・関西万博の「ナショナルデー」への出席などのために来日している。
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