イスラエル軍は、ガザ地区北部にある最大の都市ガザ市の制圧に向けて準備を本格化させています。
2日にはおよそ4万人にのぼるとされる予備役の兵士を招集し、ザミール参謀総長は「イスラム組織ハマスに隠れる場所はない。われわれは攻撃を強めていく」と述べ、ハマスを壊滅させるまで戦闘を続ける姿勢を強調しました。
また、イスラエル軍は2日、ガザ地区の住民に向けてアラビア語でSNSに投稿し、ガザ地区南部のマワシと呼ばれる地域で、医療や飲料水、食料などが提供されているとして、ガザ市などから退避するよう呼びかけました。
しかし、現地メディアによりますと、おなじ2日、マワシではイスラエル軍の無人機による攻撃が行われ、子ども7人を含む9人が死亡したということです。
マワシではこれまでにもイスラエル軍の攻撃で犠牲者が相次いでいて、住民たちは命の危険にさらされながら退避することを余儀なくされています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。