3日午前11時前に韓国・ソウルの中心部にある飲食店で、店主の男に3人が刺され死亡する事件がありました。

3人を刺殺した店主の男のことを知るという女性は、普段の様子について「店主は若くて、とても印象がよかった」と話します。

現場となった店の前には規制線が張られ、警察官がメモを取りながら店を出入りする様子が見られました。
飲食店が立ち並ぶ一角ということもあって、事件を受けて報道陣や市民が集まり騒然としていました。

3日午前11時前、ソウル中心部の冠岳(クァナク)区の飲食店で「助けてください。刃物で刺されました」と通報がありました。

現場には、30代の男性1人と40代の男性2人、女性1人が腹部に傷を負って倒れていたということです。

周囲の店の店員は、当時の状況を「警察官がたくさん来て、事件が起きたということが分かりました。事件が大きいんだなと思いました。(店先に)黒い幕をしたから」と振り返ります。

警察によりますと、飲食店の店主の男が、店を訪れていたインテリア業者3人を刺したということです。

被害者の3人は近くの病院に運ばれましたが、死亡しました。

なぜ犯行に及んだのか。

店主はインテリア業者とのトラブルで激怒し、3人を刺したあと自傷行為をしたということです。

現場の周辺にいた人は、「店の中に血がたくさんあったという話を聞いた。1人が担架に乗っているのを見た。その足に傷がたくさんあった」と話します。

警察は、店主の男の治療の経過を見て身柄を確保する予定としています。

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